米軍岩国基地海兵隊訓練中止要望書提出

行政・公共
         

 陸上自衛隊日本原演習場(奈義町、津山市)で3月6日から19日まで行われる米軍岩国基地海兵隊による単独訓練をめぐり、社会民主党県連合などでつくる「米国海兵隊単独訓練反対日本原集会実行委員会」は21日、訓練中止の要請書を谷口圭三市長と奥正親町長に提出した。
 要請書では、日米地位協定に守られた米国海兵隊単独訓練は周辺住民の権利・利益の侵害が危惧され、今後の恒常的な演習場の使用や基地機能強化・拡大につながり、住民の平和が脅かされるなどと主張している。
 市役所には、武本恒夫同県連合幹事長、宮田好夫日本原共闘会議議長らが出席。「将来の訓練内容の拡大をはじめ、新型コロナが懸念される」と話した。
 中国四国防衛局などによると、隊員は陸路で演習場入りし、パトロールや射撃、ヘリ給油訓練などを実施。新型コロナ感染対策を徹底し、体調不良者は基地に送還するなどの対応が取られる。24時間体制の連絡本部が設けられる。

要請書を提出する宮田議長=津山市役所


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