美作第一小学校(岡山県美作市湯郷)で4日、初の「大なわ大会」が開かれ、全校児童約220人が練習の成果を発揮し、元気いっぱい大縄跳びに挑戦した。
粘り強く挑戦する力や思いやる力を育もうと実施した。体育委員会が計画し、16の縦割り班に分かれて「8の字跳び」にチャレンジ。3分を2回行い、引っかかっても続け、多く跳べた方を記録にした。
植月愼二校長が「楽しむ力、粘り強く取り組む力を練習で培ってきたと思うので全力で頑張りましょう」とあいさつ。暖かい日差しが降り注ぐ中、子どもたちはタイミングを合わせて順番に縄に入って跳び、上級生も下級生も笑顔で楽しんでいた。
1位の班は123回、2位は109回、3位は107回を跳び、班長に表彰状が贈られた。
1位になった班の班長を務めた6年の前島直也君(12)は「基本から頑張って練習したので最高の気分」、メンバーで5年の黒住直喜君も「みんなで跳ぶポイントを話し合いながら練習してきた。来年も頑張りたい」と話していた。