岡山県内の公立高校の2023年度入試の合格発表が16日、行われた。岡山御津を含めた美作地域9校では約1360人に”15の春”が訪れた。
津山高校(岡山県津山市椿高下)では旧本館前に普通、理数科の合格者240人の受験番号が書かれた紙を張りつけたボードを掲示。期待と不安が混ざった面持ちで発表時間を待っていた受験生たちは、自身の受験番号を見つけると、満面の笑みを浮かべ、そばにいた保護者らと喜びを分かち合った。
前年度より上がった倍率1.25倍の中、合格を果たした津山東中の毛利碧さん(15)は「一年間の努力が報われて本当にうれしい。将来は国際的な場で活躍したいと思っている。入学後は夢に向かって励みたい」と話していた。
2次募集については、真庭、林野、勝間田、岡山御津、蒜山校地を含めた勝山高校の計8科で行っている。出願は17日午前9時から午後4時半まで、20日午前9時から正午まで。面接は22日に各高校にて実施した後、中学校の校長らを通じて受験した本人に合否を通知する。