柵原文化祭(柵原文化協会主催)が1日、岡山県久米郡美咲町久木の柵原総合文化センターで始まり、柵原地域の住民が展示作品を通じて交流を深めている。3日まで。
35団体が出展し、絵画や書、写真、川柳、生け花、手芸、工芸品など計約2400点が並んでいる。
園児が粘土や廃材で制作し“森”を表現した工作品、文化活動のサークルは油彩や布細工、躍動感あふれる書などを出展。福祉施設の利用者が取り組んだ折り紙やちぎり絵などもあり、多彩な分野の力作が会場を彩る。2日は苔玉をつくるワークショップもあり、好評だった。さらに美咲森芸より仮面作家・岩本雄基さんの作品も展示され、人気を博していた。
同町錦織の大前美代子さん(79)は「どれも見応えのある作品ばかりで勉強になる。久しぶりに制作欲がわいた」と刺激を受けた様子。
3日は午前9時半から午後3時半まで、茶席も設けられる(300円)。