作州津山商工会女性部(水島房江部長)は23日、管内に設置した書き損じや使い残しのはがきなどの回収箱を集計し、日本ユニセフ協会などの基金に寄付するために送った。27万5316円分が寄せられ、換金して貧しい国の子どもたちの支援に役立てる。
年末年始に合わせて先月12日から今月22日まで管内(津山市、奈義町)の商工会やスーパーなど計23カ所に回収箱を設置。防災無線やホームページなどでも呼びかけ、はがき3859枚と切手1066枚が集まった。
この日、岡山県津山市新野東の同商工会勝北本部に女性部員5人が参加。取りまとめたはがきを額面別に集計して箱詰めし、ユニセフなどを支援する東京都内の企業へと発送した。
水島部長は「管内だけでなく県南からも郵送していただくなど協力いただき大変感謝。世界の子どもたちの支援や緊急災害時の寄付金として活用させていただく」と話した。
同部では年末年始のチャリティーとして、2013年から毎年実施している。