岡山県美咲町原田の町中央児童公園に、大型の複合遊具などを配した広場「みさキッズパーク」が整備され、12日から一般開放された。
昨年夏から着工し、敷地(1500平方㍍)で老朽化していた旧中央町時代の遊具を撤去。中央の「ワクワク! スカイドリームファンタジーコンビネーション」は高さ9㍍、最大幅15㍍あり、約30通りの遊び方ができる。さらに「スカイネットジャングル」「ターザンロープ」、障害者らに配慮したインクルーシブ仕様の遊具、大人が筋トレに活用できる健康遊具、東屋風のシェルターもある。
子どもの居場所づくりとして新型コロナ対策地方創生臨時交付金を活用し、周辺環境整備などを含む事業費は6180万円。
隣接する屋内ゲートボール場で行われたオープニングセレモニーには関係者約100人が参加し、地元の美咲中央小と加美小の児童、中央かめっこ保育園の園児の代表がパネルで愛称を発表。
青野高陽町長が「約30年ぶりにリニューアルし、安全性やインクルーシブにも配慮した。子どもの笑顔が輝くまちづくりのシンボルとして、町内外の家族連れらに親しまれる施設にしていきたい」とあいさつした。
テープカットの後、パーク内でバルーンリリースしてオープンを祝い、子どもたちがさっそくスライダーなどで歓声を上げていた。