津山武道学園稽古始(市スポーツ協会主催)が6日、岡山県津山市の津山総合体育館で開かれた。子どもから大人まで剣道、柔道、弓道、空手道、合気道、少林寺拳法の計約450人が、心・技・体の向上を図り、今年1年の精進を誓った。
開会式では、大林秀行学園長が「今年も日々鍛錬していこうという気持ちを持って一生懸命稽古に臨んでほしい」と述べた。
続いて、4年ぶりにあった市弓道連盟による奉納演武では、1.8メートル離れたところから矢を射る「まきわら射礼」を田淵雄一会長が披露。参加者が見守る緊張感の中、場を清めた。
この後、体育館、柔道場、弓道場、相撲場の4会場で各団体が約1時間、気迫のこもったかけ声を出しながら、形や素振りなどの基本稽古に打ち込んだ。
同学園は、市スポーツ協会所属の武道7団体が競技人口の拡大や技術継承の推進などを狙いに創設。より一層の連携を図る場として総合武道館の建設などを目標に掲げている。