岡山県美作市と岡山湯郷ベル、タイミー(東京都)は3日、多様な担い手確保による市内経済の活性化のための包括連携協定を締結した。タイミーとの連携協定締結は18自治体目。
同社は「すきま時間」を活用して、「働いて欲しい時間」と「働きたい時間」をマッチングさせるサービスを提供。協定の内容は▽好きな場所・好きな時間で働ける「スポットワーク」の利便性を生かした潜在労働力の喚起、多様な雇用機会の創出▽障害者雇用を含む、就労支援▽関係人口の創出―など。また湯郷ベルのスポンサーにも名を連ねる。
調印式は栄町の美作市民センターであり、萩原誠司市長と高橋寿輝ゼネラルマネージャー、石橋孝宜タイミー執行役員が署名した協定書を交わした。萩原市長は「タイミーはもはや社会現象。本市と湯郷ベル、そして新進気鋭の企業と共通の目標を持てたことをうれしく思う」、高橋ゼネラルマネージャーは「すべてが大きな挑戦。経済発展でまちに還元したい」、石橋執行役員は「美作市・湯郷ベルモデルをつくり、所得アップに貢献し、美作の魅力を全国に伝えたい」と述べた。