岡山県学校給食会主催の「出張学校給食情報展示室」が22日、津山市新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで始まり、県内小中学校の給食にまつわる展示品が多くの人の関心を集めている。28日まで。
同給食会は学校給食の円滑な実施と充実を支援して児童生徒の健全な発達と食育の推進に寄与することを目的に活動。年に1回県内各所に出向き、岡山市の食育情報拠点「学校給食展示室」にあるパネルや模型を展示して啓発している。
会場には各市町村で人気のメニューや明治22年以降の年代別の主な献立を記載したパネル、食育指導用として学校や教育委員会に貸し出している食品サンプルなどがずらり。河面の学生・赤田柊依さん(18)は「自分の世代だけでなく、親や祖父母たちが食べていた給食のメニューも分かり、おもしろい。子どもたちの栄養を考えながら時代に合わせて変化してきたのかもしれない」と話していた。
このほか共催の津山市教委の展示コーナーもある。同給食会は「親子3世代で見て楽しめるほか、食育の指導にあたる学校関係者らも参考になる品々をそろえている。ぜひ足を運んでもらえたら」とPRしている。