鏡野、北陵、久米中学校の生徒会によるリモートを活用した意見交換会が初めて開かれ、給食の残食をテーマに各校の担当役員たちが話し合った。
食べきれずに残った給食が廃棄される問題に対処しようと鏡野中生徒会が企画を立ち上げた。この日はパソコンのアプリ「GooglMeet」を使ってウェブ上で会議を実施。各校で行っている取り組みについて学んだ。
鏡野中学校(鏡野町竹田)では生徒会長の2年・植木喜大君ら5人が参加。ノートパソコン画面に映る他校の参加生徒に向かって、「給食委員が調理員たちの思いを聞き取り、全校生徒の前で発表している」といった自校の取り組みを紹介した。
また、ほかの2校の生徒からは「残さず食べようキャンペーンで、力を入れて呼びかけている」「リクエスト給食を行い、残食の少ないクラスは好きなデザートメニューを決められる」といった話があり、質疑応答の時間で、より詳しい内容を聞くなどしていた。
植木君は「鏡野中だけでは考えられなかったおもしろいアイデアを知れた。問題解決に向けて効果的な案が出せるようにしたい」と話した。
給食の残食をテーマに話し合い「鏡野、北陵、久米中学校の生徒会によるリモートを活用した意見交換会」/ 岡山県津山市・鏡野町