柵原文化祭(柵原文化協会主催)が3日、柵原総合文化センター=岡山県久米郡美咲町久木=で始まり、柵原地域の住民が展示作品を通じて交流を深めている。5日まで。
絵画や書、写真、川柳、生け花、手芸、陶芸など計約900点が並んでいる。
子どもたちは授業で制作した水彩やクレヨンの絵、木の実や枝を使った工作、文化活動のサークルは油彩や布細工、日常風景の写真などを出展。福祉施設の利用者が取り組んだ折り紙やちぎり絵などもあり、多彩な分野の力作が会場を彩る。この日は苔玉をつくるワークショップもあり、好評だった。
同町越尾の桑元祥子さん(67)は「年々素晴らしい作品が増えていて感激。創作意欲がわいてきます」と話していた。
5日は午前9時から午後4時まで、茶席も設けられる(200円)。