絵画グループ・シャトー会の第102回展が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、洋画や日本画などの意欲作に来館者が見入っている。8月2日まで。
津山と周辺の愛好家らでつくる同会(森岡秀行代表)のメンバー8人が、近作を中心に計54点を出展。
油彩では、明暗のコントラストを強調した新緑の森や紅葉の渓谷、柔らかなタッチで描いた衆楽園の風景、アクリル画ではボタンの花やアゲハチョウをモチーフにしたデザイン的な色彩表現が目を引く。
日本画では、細密に描いた金魚、能楽をイメージした作も印象的。さらに自然木の造形を生かしたユニークなオブジェも並ぶ。
中島の小学校講師・畑直美さん(58)は「それぞれに個性的な作風で見応えがある。中でも臨場感のある風景に心癒やされた」と話していた。
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油彩などに見入る来場者
絵画グループ・シャトー会 展覧会