総社の洋画家・竹内昌子さん(81)が10日、四半世紀にわたる画業を掲載した画集9冊を岡山県津山市に寄贈した。
竹内さんは1998年、洋画家の故高山始氏に師事して油彩を学び2002年、光風会入会。県北の風景などをモチーフに制作を続け、14年には日展に入選している。
画集(A4変形判112)は昨年出版。さまざまなアングルから石垣を描いた津山城の連作をはじめ、古民家のある農村風景、人物、四季の花木などの作品約400点を掲載しており、市に1冊、津山市立図書館と地元の西苫田公民館、鶴山中、北小に各2冊が配分される。
山北の市役所を訪れた竹内さんが「25年間の集大成で、地域の皆さんに見てもらえたら幸いです」と谷口圭三市長に手渡し、市長は「特に鶴山公園の作品は素晴らしく、多くの市民にご覧いただけるはず。今後も活躍を願っている」と礼を述べた。
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自身の画集を寄贈した竹内昌子さん
総社の洋画家・竹内昌子さん 画業を掲載した画集9冊を津山市に寄贈
- 2022年11月12日
- 芸術