岡山県津山市のアリコベールしんざ・ふれあいサロンで26日、アリコベールしんざ町内会(高村修之会長)の防災に関する勉強会が開かれ、約50人が水害など自然災害への備えや心得について認識を深めた。
市危機管理室の担当職員が、地震、豪雨による浸水、大雪、広戸風(局地風)といった市内で発生しうる自然災害を挙げ、ハザードマップで洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域から解説。積乱雲の連なりが豪雨をもたらす線状降水帯が近年多発し、台風7号の影響で8月15日に県北でも水害に見舞われたこと、最大30分前に発生情報が出されることにもふれた。
「つやま災害情報メール」、5段階の警戒レベルと避難情報などによる判断、避難の心得として家族に連絡メモを残し、必要最低限の非常持ち出し品を準備しておくなどのポイントを説明。家族で災害への備えや各自の避難行動をあらかじめ時系列に決めておく我が家の避難計画(マイ・タイムライン)を確認しておくことを呼びかけ、参加者は終始熱心に耳を傾けていた。