岡山県津山市と周辺の美術愛好家でつくる「シャトー会」の第105回展が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、個性あふれる洋画や日本画、木工作品に来館者が見入っている。26日まで。
同会のメンバー7人が53点を出展した。郷愁を誘う山里や雪に覆われた田園、大山の荘厳な雪景色をはじめ、浮遊する優雅な金魚、美しく咲き誇るバラ、風神雷神など、繊細なタッチと感性が光る秀作がずらり。
平和への願いを込めたヒマワリの木工オブジェ、独自の世界観を醸し出すボタンの花などもあり、訪れた人たちは一点一点に足を止めて、それぞれの表現の奥深さを堪能している。
同会は「一人一人の作風に個性を感じながら、多彩な作品を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。