「津山市民総合音楽祭」が7日、岡山県津山市の津山文化センター大ホールで開幕した。市内の合唱団や音楽サークル が美しい音色やハーモニーを響かせ、市民らを楽しませている。
初日は合唱をメインに18団体が出演。津山邦楽合奏団の厳かで優美な琴演奏を皮切りに、一宮やまなみコーラスは「島唄」「糸」などを男女混声でのびのびと披露。子どもから年配者までそれぞれ唱歌やポップスなどで美しい旋律を披露したほか、オカリナやリコーダーの演奏もあり、曲目ごとに聴衆から大きな拍手がおくられた。この日は延べ約750人が来場した。
義母とめいの歌声を聴きに来ていた津山市大田の会社員女性（50）は「生歌がホールいっぱいに響いていて迫力がある。頑張っている姿を見られてよかった」と話した。
同音楽祭は津山文化振興財団が主催する恒例のコンサート。14日に合唱室内楽コンサート、21日に日本舞踊や尺八などの日本音楽コンサートがあり、3日間で計38団体が出演する。
