美作保健所は3、4の両日、夏場に多発する食中毒の防止に向け、衛生管理徹底を呼び掛ける啓発活動を管内で行った。
「食品衛生月間」に合わせた活動の一環で、コロナ禍を考慮して街頭でのチラシ配布はせず、広報車での巡回を実施。
初日は椿高下の同保健所で出発式があり、河原正和美作県民局健康福祉部長と稲葉伸次津山食品衛生協会長が「コロナ禍でもあるが食中毒が発生せぬよう、また1件でも減らせるよう、しっかりと啓発してほしい」などとあいさつ。
同保健所担当者や同協会の指導員らが広報車両に乗り込み、津山市、久米南、美咲町を巡回して食中毒予防の三原則「清潔」(菌を付けない)、「迅速・冷却」(菌を増やさない)、「加熱」(滅菌する)に注意して食品を扱うよう呼びかけ、関係機関にはポスターやチラシを設置した。
県内では6月16日、全域に食中毒注意報が発令されている。
美作保健所 食中毒啓発
- 2021年8月4日
- 医療・福祉