第105回全国高校野球選手権記念岡山大会は15日、岡山県美咲町のエイコンスタジアムなど3球場で2回戦7試合が行われ、津山工が笠岡工に1ー3、津山は倉敷翠松に2ー7、勝山は明誠に4ー5でいずれも敗れ、美作勢は大会から姿を消した。
【2回戦】
〈エイコン〉
笠岡工
000001020 3
000000010 1
津山工
(笠)林、瀬尾、定光―竹井
(津)宍戸、小坂田―田村
▽二塁打=竹井(笠)、田村(津)
0ー0で迎えた六回、笠岡工は無死一、二塁から瀬尾の適時打で先制した。八回には笠岡工が一死一、三塁から4番竹井が適時二塁打を放ち、2点を追加。津山工は八回、二死一、三塁から相手の失策に乗じて1点を返したが、及ばなかった。
小坂田誠也主将の話 4番の自分がこの大会で1安打しか打てなかったのが敗因。チームは本当にいい試合をしてくれたので、後悔はない。最高のゲームだった。3年は4人しかいなく、レギュラーはほとんど後輩で、個人の能力は高い。僕たちを超えてほしい。
倉敷翠松
030200020 7
001000100 2
津 山
(倉)東島、西山、大治―上田
(津)齊藤、須江―藤原
▽三塁打=小林(津)▽二塁打=藤原(津)
翠松は二回に二死一、二塁から羽原の中前適時打で先制し、敵失でさらに2点を追加。八回には佐藤と羽原のスクイズで2点し、突き放した。津山は三回、一死一塁から小林が適時三塁打、七回には二死満塁から杉山が適時打を放ったが、及ばなかった。
長森聖主将の話 守備の課題を修正できず、自分たちの武器である打撃力を生かすことができなかった。全力で戦いやり切ったが、悔しい思いはある。先輩と後輩の仲が良い素晴らしいチームに成長できたことを誇りに思っている。
〈倉敷〉
勝 山
000010012 4
000100022× 5
明 誠
(勝)西尾、山本俊―梶原
(明)板野、宇賀―小野
▽三塁打=西尾(勝)、宇賀(明)▽二塁打=梶原(勝)、桒田2(明)、林(同)、宇賀(同)、赤木(同)