美作地区原爆慰霊碑前で祈念式を開催

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 広島の原爆投下から77年の6日、県被爆者会津山支部(19人)は、総社の神楽尾公園の美作地区原爆慰霊碑前で祈念式を開き、犠牲者の鎮魂を祈るとともに、平和への誓いを新たにした。
 約20人が出席。山本弘支部長(96)=里公文=が「77年という日々が流れ、何とか平和に暮らせるようになってきたと思っていたが、いまとんでもないことが起こっている。核兵器のない世界を目指したい」とあいさつ。
 一人ひとりが慰霊碑に向かって手を合わせたあと、午前8時15分の投下時間に合わせ、ラジオから流れる広島平和公園の鐘の音に合わせて黙とうした。
 県美作被爆二世の会会員で、母親が被ばくし、祖父母を亡くしたという上村の赤松美喜子さん(75)は「原爆の語り部が年々少なくなってきている。母親の置き土産を守っていかなくてはならないと思っている」と話した。
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原爆の犠牲者を悼む参列者


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