岡山県美作地域で就職を希望する若者らを対象にした「岡山県北就活応援フェア」がこのほど、同県津山市の津山総合体育館で開かれ、参加者は医療・福祉、製造、サービス、小売関連などの企業47社の情報を収集し、見聞を広めていった。
35歳以下の転職希望者をはじめ、大学や専門学校の学生ら約70人が参加。興味のある企業の個別ブースで会社概要や職務内容、労働条件などの説明を人事担当者から聞き、詳細について質問したり、自己アピールしたりしていた。
このうちスーパーマーケットのマルイのブースでは、総務部・人事部の社員が応対。「売り場のセッティングの仕方でお客さまの行動が変わる。よりニーズに合った”売り場づくり”を考えるのもやりがいの一つ」などと話していた。
岡山理科大学3年生の谷口稜祐さん(20)は「公務員になるか一般企業に就職するか考えている。興味のある業種の話を聞くことで視野を広げることができた。来年の就職活動に生かしたい」と語った。
同フェアは若年者の移住・定住、就職促進を目的に津山公共職業安定所、津山地区雇用開発協会などが主催している。