美作地域の小学校全75校のうち58校で19日、卒業式が行われた。津山市では27校の児童916人(男子499人、女子417人)が、親しんだ学び舎(や)から巣立った。
南小学校(昭和町)では第67回卒業証書授与式が開かれ、卒業生26人が保護者と教職員らの拍手に迎えられ入場。松本卓校長が一人ひとりに卒業証書を手渡し、「これまでの努力は蓄積していきます。結果が出ない時もあきらめずに挑戦し続けてください。コロナ禍の中でさまざまなことを成し遂げたみなさんなら必ず頑張れます」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生全員が6年間の思い出を語り、「学校生活を支えてくれてありがとうございました」と保護者や教職員に感謝の気持ちを伝えた。在校生は新型コロナウイルス感染予防として参列を控えるかわりに、お祝いのメッセージを込めた動画を流した。
池上正矛寧君は「たくさんの思い出をつくり、楽しかった」。亀井琉雅君は「先生に優しくしてもらってうれしかった。学んだことを生かしていきたい」。白石智也君は「困った時も先生の存在が有り難かった。棋士の養成所に入ったのでプロをめざして頑張る」と話した。
残り17校は23、24日の間に実施し、1926人が卒業する。
美作地域の小学校で卒業式
- 2021年3月19日
- 教育・保育・学校