美作地域の看護学生と看護職員との交流会が10日、山下の津山圏域雇用労働センターで行われた。専門学生ら30人は医療現場での体験談やアドバイスを聞き、将来について考えた。
津山東高校の専攻科、津山中央看護専門学校、美作市スポーツ医療看護専門学校の1、2生が参加。グループに分かれ、病院や保健所、福祉施設で働く医療関係者20人と語り合った。
マンツーマンで新人を指導、支援する先輩看護師(プリセプター)と話すグループでは、学生らが「仕事をしていてよかったと思う点」や、「必要な能力」などを質問。プリセプターは「人に技術を教えるのは、復習になる」「患者とのコミュニケーション能力は必要。できないと仕事にならない」などと答えていた。また、会に先立ち看護師や保健師らによる仕事内容の紹介があった。
津山東高校・専攻科1年・上村あかりさん(18)は「さまざまな職場で働く人の話が聞け、就職先を決める参考になった。もっと地域の医療現場の情報を知りたい」と話した。
同会は美作県民局が地域内の看護職場の情報発信や就職促進を狙いに開き、4回目。
p
看護職員と語り合う学生たち
美作地域の看護学生と看護職員が交流会