美作地域でしか味わえないグルメで誘客を図る「美作の国”美味し国”プロジェクト」の新メニューお披露目会(同プロジェクト実行委主催)が18日、津山東高校(林田)で開かれ、今後の提供を進めるため試食と意見交換を行った。
津山東高校、美作大学、ザ・シロヤマテラス津山別邸、日本ソムリエ協会などが開発した「旅の目的になるメニュー」「ビーガンメニュー(完全菜食主義)」の2分野の11メニューを披露。津山名物の干し肉を使ったダブルチーズピザ、津山産小麦や美咲産のたまごなどのカルボナーラ、奈義産和牛と津山産ショウガのそずりあんかけ丼など、趣向を凝らした料理がずらりと並んだ。
実行委会長の太田昇真庭市長が「観光は行って『おいしかった』というのが旅の楽しみであり、また行こうという気になる。いろいろな意見を出し合い、より磨いていきたい」とあいさつ。関係者約50人が一品じっくりと味わい、開発者から「春をイメージして食材を花の形にした」「ふたを開けると美作地域の豊かな風景をイメージしてもらえるように」といった料理に込めた思いを聞いたり、食材や味付けなどについて意見を交わしたりした。
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開発された新メニューを試食する関係者