美作大学・同短期大学部(北園町)の防災士養成講座を履修した大学生1~4年生119人と一般6人が11日、防災士試験を受験した。災害時のリーダーを育成しようと今年初めて同講座を履修科目に組み込んだ。合格発表は26日までに郵送で行われる。
防災士はNPO法人・日本防災士機構(東京)の防災知識や技能習得者を認定する民間資格。試験に合格し、救急・救命講習を修了することで資格を得られる。
防災士養成プログラムとして「災害を知る」「災害に備える」の講義を9月1日から計9日間開催。自然災害の基礎知識や避難所の設営、行政との連携、被災者支援などについて各分野の専門家から学んだ。この日試験に臨んだ同大児童学科3年の竹田周平さん(21)は「防災と一口に言っても心のケアなど学ぶことは多岐にわたる。自分が住む地域の人を一人でも多く守れるようになりたい」と話していた。
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防災士試験に臨む学生たち
美作大学・同短期大学部の防災士養成講座を履修した大学生1~4年生119人と一般6人が防災士試験を受験
- 2020年9月14日
- 教育・保育・学校