美作大学短期大学部栄養学科とスーパーのマルイが共同開発した食育弁当第20弾「カラダ喜ぶ色彩Lunch(ランチ)」の販売が20日、岡山、鳥取、島根県の全23店舗で始まり、多くの人が手に取り購入していた。
2年生5人が「健康的な体づくり」をテーマに肉と野菜のバランスが良く、タンパク質が豊富なレシピを考案。8種類の緑黄色野菜に加え、低脂質で食感が肉に似ているという「大豆ミート」を使った「麻婆茄子(マーボーナス)」、鶏むね肉の甘辛揚げ、サケの南蛮漬けなど計8品が盛り付けられている。「ワカメご飯」にはビタミンEなどを多く含んだ津山産巨大胚芽米「COCORO(こころ)」を混ぜて食感が楽しめるように工夫を凝らしている。
初日はウエストランド店(二宮)とノースランド店(上河原)、志戸部店(林田)で、販売キャンペーンを行った。ウエストランド店では、同大学生3人とマスコットキャラクター「ミマダイン」がボードを掲げるなどして買い物客にPRしていた。
開発に携わった敷地美紅さん(20)は「食べても飽きないように味つけにも気を配った。コロナ禍の影響で外食できない人に喜んでもらえたら」と話した。価格は486円(税込み)で、5月下旬まで販売する予定。
美作大学短期大学部栄養学科 マルイ共同弁当開発