美作大学・同短期大学部、同大学大学院の卒業式が21日、同大の体育館(北園町)で行われ、計328人が将来の夢と希望を胸にキャンパスを後にした。
鵜?実学長が、各科代表7人に卒業証書、修了証書を手渡し、「本校で培った専門性と使命感、広い視野がまだ■つぼみ■だとすれば、社会の出て確実に咲き誇る。各地で■白梅の花■を咲かせてほしい」と式辞。藤原修己美作学園理事長は「コロナ禍の中で地域の人たちにたくさんの支援を受けた。感謝を胸に地域の未来を開く人になってほしい」と祝辞を述べた。
在校生を代表して学友会の現会長・吉村真名香さん(児童学科2年)は「先輩たちの臨機応変な対応や的確な指示、和気あいあいとした雰囲気づくり、すべてが手本となった。この経験を生かし、本校の伝統を引き継いで発展させていく」と送辞。卒業生代表で前学友会会長の津田聖さん(食物学科4年)が「友人たちと切磋琢磨(せっさたくま)して夢をかなえられる環境があって幸せだった。本校で学んだことの意義をかみしめ、地域社会へと貢献できるように歩んでいく」と決意を述べた。
新型コロナウイルス対策のため、卒業生と教職員のみで実施。式典の様子はオンライン配信され、別室にいる保護者や式場に来られなかった家族らも見守ることができた。
卒業生の内訳は大学生221人(食物学科83人、児童学科84人、社会福祉学科46人)、短期大学部96人(栄養学科33人、幼児教育学科63人、専攻科介護福祉専攻10人)、大学院1人。
美作大学 短期大学部 大学院 卒業式
- 2022年3月22日
- 教育・保育・学校