美作市消防本部と真庭市消防本部、合同研修会

行政・公共 美作市消防本部と真庭市消防本部、合同研修会
         

 美作市消防本部と真庭市消防本部は6日、美作市楢原の美作市消防本部で合同研修会を開き、全国的に所有者が多いハイブリッド車の交通事故に備えた救助法を再確認した。
 約45人が参加。当初は津山圏域消防組合も参加の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し欠席した。トヨタカローラ岡山(岡山市)の西原基文さん(38)と峠元健児さん(38)が講師を務めた。
 西原さんはハイブリッド車の構造を説明した。「エンジンを動かす高電圧のバッテリーと、車体を制御するコンピューターを起動する補機バッテリーがある」と強調。「救助の際に意図せずに車が動く恐れがあるので、確実にエンジンを切った後は補機バッテリーを取り外す」「車種によってバッテリーの設置場所が違うので確認が必要」などと述べた。
 また、高電圧バッテリーに触れる際は感電しないように絶縁手袋を着用することやバッテリーの電解液は有毒なので液が漏れた際は気をつけるように呼びかけた。
 その後、参加者は実際の車で、峠元さんと西原さんに教わりながらバッテリーのある位置を確認した。
 


ボンネットを開けて補機バッテリーを確認する消防団


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