任期満了に伴う岡山県美作市長選(3月8日告示、15日投開票)に、新人で元市議の安東章治氏(66)=同市粟井中=が3日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は安東氏が初めて。
津山市役所で会見した安東氏は「人口減少の中、ハコモノ行政から住民サービスを重視した行政へシフトし、誇りを持てる美作市を後世に伝え、幸せで夢を持てるまちにしていきたい」と述べた。
ハード事業から住民主体のソフト事業への転換をはじめ▽保育料の将来的な完全無償化▽林業や畜産などをリンクさせたオーガニック・エコタウン構想の実現▽特徴ある温泉街の創造―など八つの基本政策を掲げた。
安東氏は2020年の市長選に続いて2回目の立候補になる。萩原誠司市長は12月定例市議会で態度を表明するとみられる。
