任期満了に伴う岡山県美作市長選(3月8日告示、15日投開票)に現職の萩原誠司氏(69)が12日、5選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は2人目。
12月定例市議会の一般質問で萩原氏は、人口減少に対応し、市民生活を守る施策や積極的な産業政策に取り組む姿勢を強調。具体的には▽市費を投入する覚悟で全市的な医療介護を守る▽特性に応じた個別最適教育の拡大▽湯郷温泉と林野駅周辺のまちづくりの推進▽GX分野の産業立地で、市民所得の向上と財源を確保―などに取り組む考えを示した。
「このまま黙って縮むわけにはいかない。反転を期して頑張るという基本的な戦略の軸を置き、人口減少からくるさまざまな課題に対応する」と述べた。
同市長選には新人で元市議の安東章治氏(66)も立候補を表明している。
