岡山県美作県民局は18日、管内選出の県議との連絡会議を同県津山市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開き、本年度の主要事業について説明し、意見を交わした。
県議7人、中山均局長と幹部職員約20人が出席し、羽場義浩次長らが本年度の同局各部署の重点施策など主要な取り組みについて概要を説明した。
これに対し、山本雅彦県議(津山市・苫田郡・勝田郡)は「畜産農家が飼料価格の高騰で困り果てているが、今後の新たな支援は」、清水薫県議(同)は「おかやま縁むすびネットによるマッチングで成婚に至った実績数は」などと質問した。河野慶治県議(真庭市・真庭郡)は「インバウンドプロモーション事業では、台湾の旅行会社に対して県北をしっかりPRしてほしい。岡山空港からの2次交通としてバスの補助をする必要もある」と要望した。
各担当部長は「配合飼料代の一部を補てんする制度があり、本年度も6月補正で予算を確保する方針」「管内の数は把握できていないが昨年度、県全体では77組が成婚に至っている」「台湾からの誘客は大半が県南になっている現状だが、県北に目を向けてもらえるよう体験ツアーでまずは情報を収集したい」などと答えていた。