産業廃棄物の違法運搬を防ごうと県内の3県民局は、収集運搬車両の抜打ち検査を8日までにそれぞれの管内で実施した。このうち、美作県民局では11台を調べ、違反のあった1台を指導した。
同局は2日、勝央町黒坂の国道179号沿いで行い、職員12人が参加。対象車両を停止させて、産業廃棄物処理法に基づき表示や積み荷などをチェックしたほか、指定処分場などを記した管理票の提示を求めた。指導内容は、収集運搬車両表示義務違反だった。
検査は各県民局内で年2回実施している。7、8日、備前、備中県民局も検査を行った。
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荷台などを調べる美作県民局職員