美作高校コミュニケーションコース(通信制課程)の本年度前期の入学式が12日、同校コミュニケーションセンター=岡山県津山市=であり、33人が高校卒業資格の取得を目指して学び舎の門をくぐった。
保護者や教職員を含め計約80人が出席。早瀬直紀校長が「多少時間はかかるかもしれないが、学びたいという気持ちを持ち続け、常に笑顔で、自分のペースで頑張ってほしい」。藤原修己理事長は「地域の皆さんにより作られた『地域立』の学校。皆さんから意見をいただきながら、地域、社会のためになる教育をすすめたい」と歓迎した。
新入生を代表し、多曽田桂子さん(29)が「家族に心配をかけることもあったが、これからは行動に責任がもてる大人になれるよう努力する」と誓った。
新入生は15〜29歳で、うち新卒が16人。2001年度に開校した通信制は20周年を機に、同コースへと名称を変更。現在145人が在学し、これまでに707人が卒業している。
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誓いの言葉を述べる新入生代表
美作高校コミュニケーションコースの本年度前期の入学式行われる/岡山・津山市
- 2020年4月13日
- 教育・保育・学校