「美作高校・美咲町議会SDGs合同研修会」が21日、美作高校(岡山県津山市山北)で初めて開かれ、議員と高校生がまちの持続可能な活動について話し合い、交流を深めた。
主権者教育の一環として同議会が企画。英語ユネスコ部の生徒11人、町議11人が参加し、九州大学大学院統合新領域学府の加留部貴行客員准教授が進行役を務めた。
お互いの活動を紹介後、3〜4人ずつ6グループに分かれ、「SDGsをテーマに高校生と大人が一緒に取り組めそうなことは何か」について話し合った。「宮川など河川の清掃作業」「地域の祭りに参加し、伝統を守る」「ペーパーレス化」など模造紙に自由に記入していき、他グループと意見交換しながらアイデアを深めた。
2年の英語ユネスコ部部長の河?徠人さんは「自分たちの意見や考えを実現できるチャンスを頂けたことがありがたい。学んだことを生かしてより良いまちにしていきたい」。松島啓議長(59)は「文化の継承や地域交流に積極的に取り組んでいて感心した。今後形になるものを一緒に生み出せたら」と話した。
美作高校・美咲町議会SDGs合同研修会