美作保健所管内栄養改善協議会の本年度総会と研修会が10日、山北の市総合福祉会館で開かれ、事業計画を決めるとともに、健康維持への認識を深めた。
津山市と鏡野、美咲、久米南町の栄養委員ら約80人が出席し、中島玲子会長が「コロナ禍で従来の活動ができない中、感染症に負けない料理レシピを配布するなど、各地域で工夫しながら活動をPRできたことは今後の力となる。今日も共に学び、ウイズコロナで頑張っていきましょう」とあいさつ。
議事に移り、事業計画ではバランスのとれた食事・運動・休養の普及啓発、食育の推進、生活習慣病の予防などを重点目標に、各種活動に取り組むことを承認した。
この後の研修会では、「貯筋体操」を全員で実践したほか、鏡野町国民健康保険上斎原歯科診療所の澤田弘一所長が「オーラルフレイル予防」をテーマに口腔(くう)機能を保つポイントについて話し、参加者は熱心に耳を傾けた。
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活動の推進を呼びかける中島会長
美作 栄養改善協議会の本年度総会