美作第一小学校の3年生43人が29日、県内有数の茶の産地・岡山県美作市海田地区の製茶工場を訪れ、茶摘みなどを体験した。
茶の製造・販売を手がける「茶下山」の工場を訪問。茶師の下山桂次郎さんから、芯に2枚の葉がある「一芯二葉」と呼ばれる基本的な摘み方を教わり、青々とした新芽が輝く茶畑で収穫を楽しんだ。また工場の機械なども見学し、おいしいお茶ができるまでの工程を学んだ。
児童たちは「海田のお茶を全国にもっと知ってもらいたい」「たくさん収穫できたので、家で飲んでみたい」と話していた。
市を代表する産品の一つ、茶について学習しようと毎年この授業を実施。同小では今後、初の行事「お茶まつり」を開く予定で、3年生がさまざまなお茶を作り、他学年に味わってもらうという。