美咲町は18日、県内で災害が発生した際に「県災害派遣福祉チーム」が同町書副の町営やなはら住宅に短期間滞在する協定を、事務局がある県社会福祉協議会と結んだ。避難施設などへの派遣拠点となる。
同チームが使用するのは、30室あるうちの2室で、それぞれダイニングキッチンと6畳2間、4畳半1間を備えている。
調印式が同町原田の町役場であり、青野高陽町長と同協議会の足羽憲治会長が出席。青野町長は「住民の安全安心を守るために、これからも災害への万全の体制を整えていきたい」と話した。
同チームは、病院や福祉施設に勤務する介護福祉士や社会福祉士、保育士らで構成。災害時には、被災市町村や県の要請を受け、避難者の状況把握に努めた上で必要に応じて応急的に支援するほか、避難所内の環境整備などに取り組む。
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協定に調印した青野町長と足羽会長(美咲町提供)
美咲町県災害派遣福祉チーム協定
- 2022年1月19日
- 行政・公共