今年1月に SDGs パートナーシップ包括協定を締結した美咲町議会と美作大学・同大学短期大学部は最初の事業として、同町内在住の学生と議員の意見交換会が同町原田の町役場で開かれ、まちの未来について熱心に議論した。
同町内在住の学生とOB計16人と、全議員14人が出席。5グル―プに分かれて「自分が住む美咲町を将来どのような町にしたいか」「美咲町が進めている義務教育学校・多世代交流拠点」などについて意見を交わした。
まとめの発表では「若者が美咲町に住み続けるには何が必要か」に「働き場所の確保」「子育て支援の充実」などの意見が寄せられた。児童学科4年の鈴鹿竜大さんは「美咲町の良いところを知るいい機会になった。町内外にしっかりアピールしていきたい」と話していた。
意見交換会に先立ち、模擬議会と町議会アンバサダー委嘱式があり、学生一人ひとりに委嘱状を交付。任期は2025年4月までで、政策への助言提言、広報などに取り組む。
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美咲町の未来について意見を交わす学生と町議会議員
美咲町議会と美作大学 SDGs パートナーシップ包括協定締結