議員のなり手不足解消に向けた取り組みとして、美咲町議会は7日、議会改革を専門とする江藤俊昭大正大学教授を招いた研修会を町役場で開いた。
多様な人材の参画を進めようと企画し、全14議員が参加した。江藤教授は「住民自治の根幹としての議会を作動させるために」と題して講演。議員報酬や定数を考えることについて「新しい議会をつくり出すために必要であり、多くの多様な住民が将来議員になりやすく、活動しやすくする条件」「その議会運営は住民自治に不可欠なもの。住民自治の問題であるがゆえに、住民とともに考えなければならない。議会は住民自治を進める視点で住民と語る必要がある」などと話した。
出席した議員たちは江藤教授の質問に答えるなどしながら熱心に耳を傾けた。