岡山県津山市の田邑まちづくり活性化協議会は9日、地域の子どもたちを上田邑の耕作放棄地を活用した農園に招いてイモ掘りを行い、交流を深めながら収穫の喜びを体験した。
つやま西幼稚園の園児や田邑ちびっこ学級の幼児ら約40人が参加。同協議会の13人が”先生”役を務めた。6月に子どもたちが植えた紅あずま約400本を、手伝ってもらいながらスコップと素手で次々と掘り出し「とれた」「大きい」などと歓声が上がった。
今回はデジタル台はかりを持ち込み、それぞれがとった最大のイモの重さを計った。3キロ級が多数あった。金島永瞬君(5)と長岡律ちゃん(5)は「大きいのがたくさんとれて楽しかった。焼きイモが食べたい」と話していた。
耕作放棄地を活用した交流事業は2年目。収穫したイモは、園児が自宅に持ち帰ったり同園の焼き芋会などで食べたりするほか、同協議会のイベントで調理して販売する。