小田中、聖徳寺の「和霊祭」が30日開かれ、檀家や参拝者の無病息災、商売繁盛、新型コロナウイルスの収束などを祈願した。
感染防止対策のため法会のみ行った。午後4時から本堂での大般若転読法会に続いて炎の祭典の異名を取る柴灯大護摩に点火。阿形覚昇住職ら僧侶たちが境内の護摩壇を囲み、読経とともに参拝者の願い事が記された護摩木をくべた。訪れた人たちは1年前に新しくなった鎮守社・和霊殿や柴灯大護摩の炎に手を合わせ、家内安全や身体健全などを祈った。
近くに住む70代の主婦2人は「コロナが収束し、みなさんが早く元の生活を送ることができるようにと願った。来年こそ屋台や各種行事がにぎやかに実施できたらいいですね」と話していた。
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無病息災や商売繁盛などを祈願した柴燈大護摩