第22回「作州の民芸ものづくり展」(津山民芸協会主催)が新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで開かれ、創意を凝らした多彩な工芸作品が来場者の目を楽しませている。18日まで。
市と周辺の工芸家でつくる同協会(小林博道会長)の会員や会友11人が近作約1000点を出展。
釉(ゆう)の色合いが味わい深い食器や花器、ヒノキ製の酒器、柔らかな波紋が浮かぶ吹きガラスの一輪挿しやグラスもさりげない「用の美」を醸す。さらにすす竹で作った昆虫や生活雑貨、干支(えと)をモチーフにした郷土玩具、ベンガラ染め、横野和紙なども並び、即売に応じているほかワークショップのコーナーも設置。
小林会長は「それぞれ丹精込めたこだわりの作品。地域の民芸の魅力、職人技にふれてほしい」とアピールしている。
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多彩な工芸作品が並ぶ会場
職人技の多彩工芸作品 作州の民芸ものづくり展
- 2021年10月13日
- 芸術