第57回肉牛生体共励会(同市場運営審議委員会主催)が真庭市草加部の全農県本部総合家畜市場で開かれた。
和牛の部は品評会で選ばれたメス7頭(金賞5頭、銀賞2頭)、去勢5頭(金賞4頭、銀賞1頭)の計12頭が出品され、県内外の業者が血統や体型などを確認しながら値付けをしていった。今回は頭数も少なく、取引価格は高水準の争いとなった。
最高価格の金賞メス(新見市、哲多和牛牧場)を横山の肉のなかがわ(中川卓己代表)が獲得。他に金賞去勢を新野東の作州牛工房五月・山本精肉店(山本要代表)が落札した。
計2頭の金賞メスの千屋牛を競り落とした中川さんは「コロナ禍の影響で景気も気持ちも落ち込みがちだが、上質の千屋牛の味を堪能し、活力をつけてほしい」と語った。
歳暮商戦の主力商品として提供していく。
写真
金賞牛を競り落とした中川さん
肉牛生体共励会
- 2020年12月1日
- 経済・産業