岡山県北で活動する謡曲3流派による第207回「三声会春季謡曲大会」が7日、岡山県津山市の津山東公民館で開かれ、会員たちが日頃修練した素謡などを披露した。
津山喜多会、津山宝生会、美作観世会の三流派から約25人が参加。「三山」「小督」「鞍馬天狗」など能の演目を朗々と謡い上げたほか、「葛城」「半蔀」の仕舞もあり、それぞれ研さんを積んだ成果を発表した。
同会は津山市を中心に現在43人で構成。春と秋に恒例で大会を開き、今回は津山宝生会の当番で実施した。