自然に触れながら協調性など育む 「つやま子ども野外塾」 キャンプに向けテント張りを学ぶ/岡山・津山市

教育・保育・学校 協力してテントの設置を進める子どもたち
         

 本年の「つやま子ども野外塾」(岡山県津山市子ども会連合会主催)の2回目が7日、津山市の中央公民館で開かれ、市内の小学4年~6年の20人が8月のサマーキャンプに向けてテントの張り方を学んだ。

 同イベントは自然の環境にふれながら、友だちとの協調性、自ら考えて行動する主体性などを育むのを目的に毎年開催している。この日、子どもたちは2グループにわかれ、指導役の同連合会役員たちのアドバイスを聞きながら早速設置に取り掛かった。

 初めて参加する子どももおり、高学年の子どもたちが「シートを広げよう」「ポールを組み立てるので手伝ってほしい」などと指示をしながら、手際よく進めていき、完成。その後も力を合わせてテントをたたみ、片付けた。

 院庄小学校4年・有元英愛さん(10)は「難しく感じた部分もあったけど、みんなが手伝ってくれたので頑張って完成できた。うれしい」。イベント参加は2回目の河辺小5年・延原沙優さん(10)は「いろんな学校のお友だちと話ができるのが楽しみ。本番はみんなと友情を深めたい」と笑顔で話していた。

 キャンプは8月17、18日、加茂町黒木の黒木キャンプ場で行われる。

下級生に手順を教えながら進めていく上級生たち
下級生に手順を教えながら進めていく上級生たち


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