自衛隊体育学校 アーチェリー班 美作市で初合宿

行政・公共 歓迎を受ける自衛隊体育学校アーチェリー班の選手ら
歓迎を受ける自衛隊体育学校アーチェリー班の選手ら
         

 自衛隊体育学校(東京都)アーチェリー班の選手ら8人が美作市で初の合宿に入った6日、岡山県美作市役所を訪れ、萩原誠司市長らの歓迎を受けた。4月に東京で開かれる世界選手権選考会などに向け、9日までの滞在中、みまさかアリーナ(中山)でスキルアップを図る。
 昨年10月の国体アーチェリー成年男子個人で優勝した桑江良斗選手(23)ら男女5人とコーチ陣。庁舎玄関前で職員たちが横断幕を掲げて迎え、萩原市長が「練習環境は要望に応じて整備に努める。掲げる目標を目指し、意義のある合宿にしてほしい」と激励した。
 中山由監督(39)が「近郷の強豪選手と練習ができるのは有意義。今週末開かれる全日本選手権、4月の世界選手権選考会に向け、成果が得られるよう頑張りたい」。桑江選手は「メンタル面とフォームを調整し、試合で本領を発揮できるように取り組む」と話した。
 同合宿は、市や県などでつくる「スポーツキャンプ誘致岡山美作実行委員会」が誘致し、選手たちはエディオンアーチェリー部(広島市)などと合同で湯郷のホテルに滞在。アリーナに射場を設けてトレーニングするほか、8日には勝田小で児童対象の体験会も開く。


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