岡山県勝田郡奈義町の町文化センターで20日、「模型で振り返る! 自衛隊装備品展示会」が始まった。同町文化協会所属のプラモデル愛好家サークル「ルフトバッフェ」によるもので、約50点の精緻な作品が披露され、自衛隊装備の魅力を伝えている。
会場には、航空自衛隊の主力戦闘機Fー15Jが32分の1スケールで登場。大型模型ならではの迫力と精巧な仕上がりが光る。そのほか最新鋭ステルス機Fー35AライトニングⅡ、国産初のジェット機で練習機として数々のパイロットを育てたスバルTー1Aなども細部にまでこだわった仕上がりで、航空装備の魅力を伝えている。
戦車は72分の1スケールを中心に、陸自61式戦車や155ミリりゅう弾砲FHー70などを展示した。いずれも日本原駐屯地にも配置されていた装備。映画「ガメラ2」に登場した90式戦車なども加わり、幅広いラインアップとなっている。
海自の最新鋭イージス艦「あたご」や護衛艦「ひゅうが」、潜水艦「そうりゅう級」など艦船模型もそろう。ジオラマ作品も展示され、多彩な装備を一度に楽しめる。
展示は28日まで。午前9時~午後7時。22、23日は休館。入場無料。
