民謡民舞全国大会(日本民謡協会主催)の民舞の部で、舞踊集団宮坂流(岡山県津山市)が準優勝に輝いた。これまで2回優勝しており、準優勝は10回目。
大会は10月27〜30日、東京都内で全国予選を通過した20組が参加して開催。中2〜80代のトップメンバー17人で構成する「宮坂流津山」として参加し、鳥取県民謡の「貝殻節」を傘踊りで披露した。伝統を重んじつつ、宮坂流らしいスピード感あふれる流麗な舞台に仕上げた。
大天麻未さん(31)は「『青春は何度も訪れる』がテーマ。平均年齢は71歳で、ベテランの実力が発揮できた。チームワークが抜群で、本当によくそろった」と振り返る。宮坂流宗家・宮坂身志さん(71)は「これだけ年齢が離れたメンバー構成は初めてで、よく頑張った。拍手は一番大きかった」と話した。
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