ポルトガル刺繍を清作している杉本和子さん(71)=高野本郷=と眞木りゅう子さん(71)=茅町=の作品展が8日、田町のまちの駅城西浪漫館で始まった。10日まで。
ポルトガル刺繍はポルトガルのアライオロス発祥で、その後ブラジルなどに伝わっていったという。
杉本さんと眞木さんは約7年前から、日本手工芸指導協会ポルトガル刺繍科講師の川口裕美さん=岡山市=から指導を受けながら趣味で制作。作品展には全て純毛で仕上げたタペストリーやクッションカバーなど約50点を出展した。動物や花が描かれた古典柄をはじめ、風景などの現代柄までバラエティに富み、青色や緑色、黄色などの自然な色合いが特徴的だ。
2人は「色彩が美しく、太い毛糸を使う手軽さも魅力。これからも楽しみながら続けていきたいし、大きな作品にも挑戦したい」と話している。
午前10時〜午後4時。入場無料。
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ポルトガル刺繍の作品展を開催している杉本さんと眞木さん
色彩美しいポルトガル刺繍50点出展
- 2021年10月8日
- 芸術