岡山県美作市の子育て施策について若者が話し合う「みまさか若者会議 ミライサク」が設立し4日、初会合が市内で開かれた。本年度は市内に勤める20~30代を中心に「若者の出会いの場の創出」をテーマに意見を出し合い、2月下旬に市に提言する。
まちの将来を担う若者の市政参画を促し、官民連携で少子化対策について考えようと企画。本年度は市役所や農協、商工会、市内の企業など9団体から未婚の男女11人が参加した。
事務局から美作市の現状として婚姻件数や出生数の減少について説明があり、自己紹介のあとグループごとに。「結婚しない・したくない」「結婚したい」と思う理由についてそれぞれ本音を交えて語り合った。参加者からは「趣味など今楽しいことに時間を使いたい」「時間や金銭面で余裕がなく結婚を考えられない」「出会いが少ない」「事実婚など入籍しなくても人生を楽しく過ごせる選択肢がある」「子どもが欲しいと思っている女性は多いのでは」「結婚すると経済的に余裕ができる」などといった意見があがった。
本年度は計3回実施し、次回は10月下旬を予定。