新築した岡山県美作市福本の英田幼児園で20日、落成式が行われ、英田地区の子育て支援拠点の完成を祝った。9月24日から使用開始。来春には幼保連携型認定こども園・英田こども園として開園する予定。
敷地面積は約4336平方メートル、建物は木造平屋建て約1348平方メートル。英田地域初の子育て支援センターを設け、広いテラスや天井の高い遊戯室、趣向を凝らした絵本コーナーを設置するなど教育環境の充実を図った。総工費は約6億5400万円。
式典には関係者ら約30人が出席。萩原誠司市長が「素晴らしい園舎が完成した。ソフト面も充実させ、地域に必要な人材を育成する施設にしたい」とあいさつした。
英田幼稚園(1974年設立)と英田保育園(81年設立)が幼児教育一元化推進のため89年に合併して英田幼児園が設立された。0歳から小学校就学前までが対象で、定員は95人。